新聞、テレビ、雑誌、その他(クリックして下さい)で紹介されています通り、ほんとに多くの脳動脈瘤(とくに巨大瘤、難易度の高いものなど)の経験を皆様の御支援ですることができました。
脳動脈瘤が破裂して、くも膜下出血になると、最新の技術をもってしても、社会復帰率は50%前後。従って「ころばぬ先の杖」、破裂を未然に防ぐことが、極めて重要です。そこで私は特に未破裂脳動脈瘤の治療に力を入れるようになり、現在に至っております。有難いことに多くの方々の御支援により本当に多くの手術を行なう機会がえられ、貴重な経験を積めました。
当院で行なわれた未破裂脳動脈瘤の患者さんの大半(推定95%以上)は他病院からの紹介、あるいは転医でした。 この中には、一流の脳外科病院も含まれ、当然、極めて難しい脳動脈瘤が含まれていました。
言うまでもないことですが、症状なしで入院された患者さんは全例が症状無し(後遺症なし)で退院できるようにすべきだし、症状をもって入院した患者さんも、できれば全快、少なくとも、軽快して、退院できるようにすべきだと、努力しています。
学位論文の研究テーマが『脳動脈瘤の破裂について』でしたので、私が医師になって以来、文字通り今日まで瘤の発生原因から治療まで没頭しています。
自戒の意も込めて、私が執刀した、直近の3年間の例をホームページにのせることにしました(量が多いので、これ以前のものは時間的余裕が、できた後に果たしたいと考えています。)
(個人情報に配慮し、掲載しております)
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