ホスピタウン



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 10月号実績を誇る医師たち「脳疾患部門」にて富永 紳介 理事長が紹介されました。

脳動静脈奇形の摘出手術や25mm以上もの巨大動脈瘤クリッピング術など、他院で治療困難な患者を率先して受け入れてきた富永病院の理事長の富永紳介先生。同院の名声は国内にとどまらず、海外からも手術を希望する患者が訪れるほどだ。患者の家族の心情にも配慮し、閉鎖的な手術現場をオープンにするという目的で始めたモニター映像による手術のライブ中継も、手術に対する自信があってのこと。脳腫瘍や脳動脈瘤の診断には症状の多角的な見極めを要するため、複数の医師が治療をサポート。まずは化学療法や放射線治療などを組み合わせた低侵襲治療を心がけ、開頭手術は最後の治療手段とする。富永先生は若手医師の育成に力を注ぐ一方、現在も自ら率先して執刀。その数は年間300例近くにも及ぶという。「手術数に比例して手技は身につくもの。その経験が自信となり、手技の到達度も高くなるのです。」手技に影響を及ぼすとの考えからカフェイン類は一切摂取せず、普段から筋力トレーニングを行なうなど、ストイックな体調管理を実践。全国屈指の症例数は、日々の鍛錬に裏付けられている。